外貨建てMMFとの違い
FXや外貨預金と同じく、外貨を使った資産運用の方法に、外貨建てMMFという言葉が
よく聞かれます。
MMFというのはMoney Management Fundの略で、国債、地方債、格付けの高い会社の社債、
コマーシャルペーパーなどの格付けの高い高い債券などを用いて、証券会社が運用している
投資信託の一種です。
元本はほぼ確実に戻ってきて預金よりは高い金利が受け取れます。
外貨建てMMFはその外貨版ともいえる物で、外貨の国債や地方債などの格付けの高い商品が
運用先になっています。
FXと比較してみますと、為替スプレッドは外貨MMFが50銭程度、FXが5銭程度で、FXのほうが
安くなっています。
外貨MMFは証拠金の取引ではないので、ローリスク、ローリターンとなりますが、FXは
レバレッジのかけ方で、ハイリスク、ハイリターンとなります。
外貨MMFは外貨が高くなると予想できるときしか買えませんが、FXは高くなりそうでも、
安くなりそうでも、利益のチャンスがあります。
しかしFXは日本の金利が上がれば、スワップポイントは低くなる可能性がありますが、
外貨建てMMFは外国の金利が下がらない限り、安定した金利が受け取ることができます。
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